潮目を具体的に読む。
10月末から日経新聞右下のワールドマーケットつまり、日経平均株価(¥)、NYダウ($)、円・ドル相場(¥)、円・ユーロ相場(¥)、長期金利(%)、ドバイ原油($)以上6項目について、U原M咲にエクセルに数値を入力させ、グラフ化している。
それまではたまに見るくらいでルーティンワークではなかった。
つまり時代を・・・・
世界を見ようとしていなかった・・・・
しかし今は違う。しっかりトレンドを見ていかないと、経営は行き詰る。
自家製の表なのでこれがまた頭に入りやすい。
ここ45日くらいを見ていくと・・・・
株価は11月に9521円まで回復したものの、8千円台の真ん中あたりをうろうろしているのが分かる。
NYダウ($)は、11月4日に9583ドルを付けた後、下落したものの8千ドル後半を維持している。今回の世界同時不況の原因となった国なのにそこまで落ちていない・・・・
また、円は一時的にドルにもユーロにも高かったが、ここ10日はユーロに対しては安い。
長期金利はずーっと低下傾向。
ドバイ原油は10月下旬は57ドル70セントだったが、12月8日に38ドル40セントまで値を下げた後、45ドルまで上昇し、19日の時点で40ドル70セントまで落ちた。OPECの減産発表後に値を下げたのは実に皮肉だ。
分かったことがある。
昔こんな記事を書いた。
経済は停滞、あるいは落ち込んでいるのに毎月のようにどんどんどんどん値段があがっていった。
前買い前買い(値上前の価格で仕入れること)で月末に商品を仕入れていったが、9月末に仕入れをした後に一転、今度は値下がりが始まった・・・・
つまり最後に「ババ」 を引いたのだ。
今年は一種の商品バブルだった・・・・
いい勉強をした。
結論。
スタグフレーションは、そう長くは続かない・・・・・
商品値上に消費は追いつかないので、必ずどこかで下落する・・・・
しかも急激に・・・・・
来年はデフレーションの時代となろう。
潮目を見誤ることなきよう舵取りをしっかりしなくてはならない。
ちなみに上記エクセルの表とグラフ、必要な方にはメールに添付して送りますのでお知らせください。
少しは社会貢献になるかな。
by shintekiware5 | 2008-12-19 23:51 | 業務日誌