思い出の味。

 25年前、ラグビー部の入部セレクションの帰りにF士K口湖高校(山梨県富士吉田市)出身のK林I三(阪急電鉄の創業者か君は)の家に泊まった。

 余談だが・・・・プロレスラーの武藤敬司は彼のひとつ上の先輩。柔道部だったとのこと。

 そのとき、k林の家で初めてご馳走になったほうとううどん。

 南国鹿児島では味わうことのできない、みそで煮込んだ熱々の平めん。そのほうとうのうまさとあたたかさもさることながら、会話の語尾に出てくる「ずら。ずら」という表現に、えもいえぬ人間味を感じた。

 そして

 k林家でご馳走になったほうとうの味は私にとって生涯忘れられないものとなった。

 ちなみに・・・・

 ほうとうとは信玄公が陣中で部下に振舞ったとされる山梨に伝わる郷土料理で、かぼちゃやサトイモやにんじんなどの野菜とうどんをみそで煮込んだもの。信玄公自らの宝刀で麺をぶつ切りしたのでその名がついたという説もある。
 
 実は

 先週の金曜日、株式会社はくばくのY山氏にその話をすると、「あっサンプルありますからお渡しします」と気前良く4袋ほどくれた。

 すかさず私は「お礼に日曜の記事にするね」と約束した。

 そして今日

 ラグビーの日本選手権を見た後、ほうとうを作るための材料を買いに行った。

 指がちぎれるほど荷物を持たされるの図。
 
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 「う~指がちぎれそうだ」というと

 「あら、千切れたらどうなるのかしら」という妻。

 おっとそんなことはどうでもよい。

 この商品がY山氏からいただいたあばれほうとう
 
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 はくばくの製麺技術を生かし煮込みに強いめんに仕上がっている。
 
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 使用材料。武田騎馬軍団の気持ちになれるかも知れぬぞ。
 
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 理系のかみさんはなかなか手際がよい。
 あっという間に作ってしまった。
 
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 そのまま鍋ごとテーブルに載せそれぞれが器に好きなだけ取る。
 
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 うーむ滋味溢れ体から元気が漲ってきた。
 
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 素晴らしき哉、はくばくのあばれほうとう。

 名前もあばれはっちゃくみたいで格好いいぞ。

 思い出の味を有難う。

 ちなみに九州ではなかなか認知度が低いらしい。体から汗が吹き出てきてめちゃくちゃ温まるし栄養も摂れるのだがなあ・・・・・

by shintekiware5 | 2007-02-19 00:01 | お勧め商品