統率。
管理者養成学校 地獄の社長コースに参加したのは4年半以上前になります。
そこで学んだのが素読。
「点と丸以外は息継ぎをしない。一気に読み上げる」。
このことを学びました。
その教材がこの本。
「これが指導者だ」。
素読に使う箇所を紹介します。
少しドスの利いた声で一気に読み上げます。
部下の拒絶反応にあい、たちまち部下の仲間入りをし、上司や会社攻撃に走る若武者型の管理者よ。あなたは最も同情に値しない。
自分が部下に好かれるに違いないというその甘さ、拒絶反応にあいたちまち部下の仲間入りをするその無責任さ、部下と一緒に上を攻撃するその卑劣さ。
上を攻撃するのが悪いというのではない。だが知っておくがよい。管理者とは管理者であるが故に批判される存在であることを。部下の攻撃の矢が降りかかり、防ぐこともできずに血を流さねばならぬ事を。恐らくあなたが嘲笑の対象にしている民主的おじさんにしても、身を隠すことなくやを受け止め血を流しているという点で、あなたより遙かにすすぐれた存在だということを。
あなたに言いたいのは、次のことだ。弓と矢を捨てたまえ。次に部下の群れから抜け出して管理者の居場所まで出てきたまえ。
太字のところを一挙に読み込み、その読み方の優劣で素読の点数が決まります。
僕はこの文章がとっても好きです。すさまじい文章でありながらどこか優しさもある。
素読。
我が社の研修の一環として継続し続けたいコンテンツでございます。
伝達力が付きます。
by shintekiware5 | 2013-01-10 07:49 | 業務日誌