既成概念の打破。
私が元いた会社の会長の言葉です。
既成概念の打破。
この言葉は元いた会社の合言葉でもあり、脳に擦り込まれておりました。
なんか面白いことはないのか?
何か世のため人のためになり、お役にたちながらビジネスになるもの・・・・
そのためには既成概念を打破する必要がある。
しかしそうはいってもなかなか抽象的でピンときません。
しかし・・
今回のヴェトナム滞在は既成概念の打破とはどういうことかをより具体的に教えてくれました。
たとえばこの映像。
この人たちには歩行者優先の意識はないし、直進優先という意識もない・・・
否
あるのだろうけどいったん停止などは決してせず歩行者の間をすり抜けるように車は進む。
合流にしてもまるでスキー板の先っちょを割り込ませながら前に進むスキー場のリフト乗り場のようです。
いったん停止などせず合流先の車線に車の鼻を入れて上手に合流する。こっちはひやひやですがなぜかぶつからない。
これが日本の交通法規と同じだったらきっと町中大渋滞となっていることでしょう。
ところが止まらないから渋滞が起こらない。
この国の莫大なバイクの台数などを考えると今の仕組みがこの国にはあっているのでしょう。
このように
車の運転にしても各国でまったく違うはずです。
それを自分のせまい常識で考えるから、少し割り込まれたり、先に右折されてたり、生意気な運転をされてむかつく。いちいち腹を立てる・・・・
私の運転ぶりは帰国後大きく変わるでしょう。何をされても
ニコニコしながらどうぞどうぞ~。お先にどうぞ。
帰国後のそんな自分の姿が見えてきます。
運転だけではなく生活すべてが変わるでしょう。
彼らは生きるのに必死。
バイクに山のように仕入れた荷物を積み、クラクション鳴らしながら目的に向かって走る。
市場ではそれぞれが必死に生きるために実に必死に働く。
兎に角生を真剣に考え、今回の経験を生かし、ヴェトナムの人たちのように必死に働く。
それが私の今後の使命だと考え、既成概念を打破するところは打破し真剣に社業にまい進いたします。
by shintekiware5 | 2012-03-21 09:22 | 独り言